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皆さんは NISA口座 を持っていますか? その口座、金融機関をしっかり吟味した上で開設しましたか?
僕は初めてNISA口座を開設したとき、大失敗をしてしまいました。本当は ネット証券で運用したい と考えていたのに、知識不足のまま 対面型の大手証券会社で開設し、そのまま半年も放置してしまったのです。
もちろん、大手証券会社での開設自体を否定するわけではありません。でも、「ネット証券で始めるつもりだったのに、流れで違う選択をしてしまった」 という点が、僕にとっての失敗でした。(個人的には、やはりネット証券をおすすめしますが!)
そこで今回は、僕の経験をもとに NISA口座の金融機関変更手続き について解説していきます。「変更したいけど、なんだか難しそう…」「手続きが面倒でそのままにしている」という方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!
第6話 間に合うか?NISA口座の移管
人生の大きな転機となったYouTuberとの出会いから約6か月前のこと。
「NISAとかやらないともったいないって言うし、証券口座も作っておこうかな。持株会の〇〇証券の口座がいずれ必要になるし。」
そう考えた飛雄は、早速〇〇証券で口座開設を申し込んだ。株取引をするならネット証券のほうが便利だとは思っていたが、将来確実に必要になる〇〇証券を優先。
ネット証券でなくても窓口に行く必要はなく、ネット上で特定口座・NISA口座の開設が完了した。
「よし、次は楽天証券だ。」
こちらの申し込みもスムーズだった。特定口座とNISA口座を申し込み、「税務署の審査中」という表示に根拠のない不安を感じながら、NISAについて調べ始める。
すぐに「NISA口座は1人1つしか持てない」と知るが、この時は特に問題視しなかった。退職時には持ち株を移す口座が必要になるためだ。
〇〇証券から開設完了の通知が届き、早速積立設定を行う。「とりあえず月2万円くらいでいいか。将来増えるといいな。」そんな軽い気持ちだった。選んだ投資信託の中身など、当然よく分かっていなかった。
6か月後
「バカバカバカ、俺のバカ!」
激しく後悔する飛雄。ろくに調べもせずNISA口座を開設したこと、面倒くさがって楽天証券に変更しなかったこと——。
「半年前の自分をぶん殴りたい!」
せめて購入商品だけはギリギリセーフだったのが救い。
12月上旬、「来年からは楽天証券のNISA口座に切り替えたい」と考え、移管手続きを調べ始める。
楽天証券ホームページより引用
「やべぇ。中旬って何日だ??」
楽天証券ホームページより引用
「勘定廃止通知書ってどうやって入手するんだ??」
考えていても仕方がない。まずは〇〇証券の積立設定を止めるべく、電話をかけた。

「すみません。NISA口座を移管したいんですけど、勘定廃止通知書ってどうやったらもらえますか?」
〇〇証券にとっては不利益な話のはずだが、オペレーターは実に丁寧に対応してくれた。(まぁ月2万、eMAXIS Slimシリーズを積み立てているだけの客なんてどうでもいいのかもしれない。いや、そんな穿った見方はやめよう。)
「12月の積立設定もあるので、まずは間に合うか確認しますね。」

おそらく、きっと、たぶん1月に積み立てさえしなければ、多少遅れても2025年からは楽天証券で積み立てられるはず。でも、できれば1月からスタートしたい。ドキドキしながら待っていると——
「お待たせしました。12月の積立を最後にストップできます。勘定廃止通知書は郵送しますので、しばらくお待ちくださいね。」

最後まで親切だった。この時ばかりは「対面の大手証券会社で良かった」と思った。(??)
その後、郵送された勘定廃止通知書の内容を楽天証券のNISA口座開設申込に入力。「税務署」の文字にビクビクしながら数日待ち、無事に1月から積み立てNISAを再開できた。
第6話 完
NISA口座の金融機関変更手続きについて
いやぁ、今回はちょっと書いていて恥ずかしかったですね。でも「手続きがよく分からないから」と、今の証券会社を継続している人も多いのではないでしょうか?
ネット証券を選ぶべき理由については多くの人が解説しているので、ここでは NISA口座の性質と金融機関変更手続き に特化して解説していきます。
NISA口座は「年単位で1つ」
NISA口座は「1人1つしか持てない」とよく言われますが、「年単位で1人1つの口座でしか投資できない」というのが正しい認識です。
当時の理解のまま「口座移管」と書いてきましたが、厳密には「移管」ではなく「金融機関の変更」です。
実は、妻が僕より先にNISAを始めており、新旧NISAともに銀行で開設していました。僕のことで手一杯だったので、妻の口座は 2026年からネット証券へ変更予定 ですが、「1人1口座じゃないの?」と妻も混乱していました。
金融機関変更の流れ
対面の銀行や証券会社のNISA口座からネット証券へ移したいと考える時点で、ある程度購入商品について知識があると思います。
購入済みの商品に納得できていれば、そのまま運用を続けてもOK。特に含み益が出ている場合は 売却して新口座で再投資してしまうとNISA枠を消費してしまうため、売らずに持ち続けるのが基本です。(NISA枠1,800万円を埋める予定の方は要注意!)
では、楽天証券のホームページから引用した 変更スケジュール を再確認しましょう。
2024年1〜9月
→ 「2024年に入ってから変更前のNISA口座で買い付けをしていなければ、2024年中に金融機関を変更できる」
2024年10月以降
→ 「買い付けの有無に関わらず、その年の金融機関変更はできなくなる」
楽天証券ホームページより引用
この説明を読んで理解できましたが、2024年にNISA口座を変更するには、1〜9月の間に「買い付けをしていないこと」が条件となります。
勘定廃止通知書の入手方法
金融機関によって異なる可能性がありますが、 ネット証券でなければ電話で聞くのが一番早い でしょう。
(もし塩対応されたら、より一層「ここから移したい!」という気持ちが強まるかも…? 僕は逆に親切すぎて申し訳なくなりましたが。)
まとめ
✅ NISA口座の金融機関変更は、スケジュールをしっかり把握してから!
妻の分の変更は10月にリマインダー登録済み!
✅ 最初に開設する前に、ちゃんと勉強しよう!
ちなみに、妻のNISA口座の成長投資枠では、なんと積み立て投資枠と同じ投資信託が購入できないという事実に衝撃を受けました…。
皆さんは僕のように慌てず、しっかり納得した上で口座開設&金融機関変更をしてくださいね!
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