こんにちは、飛雄です。
同じように働いているのに、
なぜか収入に差がついていく。
これは多くの人が一度は感じたことがあるはずです。
その理由を、
「努力の差」と考える人もいれば、
自分ではコントロールできない要因のせいだと感じる人もいます。
たしかに、社会の仕組みや制度の影響はゼロではありません。
ただ、それだけで説明できるほど単純でもありません。
では実際に、何が収入の差を生んでいるのか。
僕は、会社員として働く場合の収入は
「業界≒職種 > 学歴 > スキル > 運」
の順で決まると考えています。
つまり、「どれだけ頑張るか」より前に、
「どこで、何をするか」が
収入に最も大きく影響しているということです。
ここで重要になるのが、人的資本(=稼ぐ力)という考え方です。
業界と職種で、土台は大きく変わる
これは、業界ごとの平均年収を示したデータです。

※厚生労働省 令和6年賃金構造基本統計調査より。全年代平均の月収を12倍して作成
月収が高いほど賞与水準も高い傾向があるため、実年収はさらに差が拡大します
同じ年齢でも、業界によってこれだけの差があります。
そしてこれは、努力の差だけでは説明できません。
なぜなら、入った業界や職種によって、
そもそもの「収入の土台」が違うからです。
たとえば事務職。
同じような業務内容で、
同じくらいの能力と仕事量だったとしても、
働く会社や業界によって、
収入には大きな差が生まれます。
これは個人の努力というよりも、
「どの土台に乗っているか」の違いです。
努力だけでは埋まらない理由
ここまで見ると、
少し厳しい現実に感じるかもしれません。
一方で、「努力すればなんとかなる」と考え、
方向性を疑わずに努力を続けてしまうケースもあります。
ただ重要なのは、努力そのものではなく、
「どの方向に努力するか」です。
方向を誤った努力は、
思ったような結果につながらないことも少なくありません。
構造を知らずに努力することは、
結果として遠回りになってしまう可能性があります。
運は存在するが、行動の中でしか生まれない
運の要素も、確かに存在します。
僕自身も、大手企業に入れたのは
運の影響が大きかったと思っています。
ただ、振り返ってみると、
そのチャンスを活かせたからこそ、
「運が良かった」と言える状態になっています。
知識を身につけることも含めて、
行動や努力をしていなければ、
そもそもチャンスに気づくことも、
掴むこともできなかったはずです。
では、どう考えればいいのか
ここまでを整理すると、
収入の差は、
努力だけで決まるわけではありません。
そして同時に、
運や環境だけで決まるわけでもありません。
重要なのは、
「構造を理解したうえで、努力すること」です。
そしてもう一つ。
この構造は、固定されたものではありません。
世の中の仕組みを理解し、
正しい方向に努力することができれば、
あとからでも変えていくことは可能です。
まずはここから始める
まずは一度、
自分がどの業界・職種にいるのか。
そしてそれが収入にどう影響しているのかを、
冷静に見つめてみてください。
それだけでも、
これからの選択は大きく変わってきます。
まとめ
同じように働いていても収入に差がつくのは、
努力だけの問題ではありません。
「どの土台に乗っているか」が、
大きく影響しています。
だからこそ、
やみくもに努力するのではなく、
まずは構造を理解すること。
その上で、
どこに力を使うべきかを考えることが重要です。
次回予告
では、何を基準に選べばいいのか。
どんな選択が、将来の差につながるのか。
そして、どうすれば
「正しい方向への努力」ができるのか。
次は、その判断軸について整理していきます。
本記事は筆者の個人的な見解・実体験にもとづく情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。実際の投資判断はご自身の責任において行ってください。特定の金融商品・サービスの購入を推奨するものではありません。

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