FIREという言葉があります。
FIは「経済的自立」、
REは「早期リタイア」。
一般的には、
「若いうちに資産を築き、仕事を辞めること」
そんなイメージで語られることが多いと思います。
この記事では、
「早期リタイア=若くして仕事を辞めること」という前提を一度外し、
今の時代に合ったFIREの考え方を整理します。
読み終える頃には、
「もう遅いかもしれない」と感じている人ほど、
まだできることがあると気づけるはずです。
僕が違和感を持ったきっかけ
僕自身、資産形成を本気で考え始めたのは、ここ数年です。
きっかけはシンプルで、
お金に関する知識が増えてきたことでした。
いわゆる「老後2000万円問題」の中身や、
一般的な収入・資産の水準を知る中で、
ある違和感を持ちました。
当時の僕は、
会社員としてはそれなりに高い年収帯(約1300万円)にいました。
それでも、
実際の資産は2000万円程度。そして負債が1800万円。
→ 当時の家計の全貌
そのとき、率直にこう思いました。
👉 「少なくないか?」
「もっと早くやっていれば」という後悔
正直に言えば、
「もっと早く取り組んでいれば」という後悔もよぎりました。
例えば、20代の頃から少額でも積立投資をしていれば、
今の資産はまったく違うものになっていたはずです。
ただ同時に、
ここで諦めても何も変わらない、ということにも気づきました。
そこから金融知識を学び続け、
実際に行動を始めていく中で、
見える景色が少しずつ変わっていきました。
行動すると、前提が変わる
定年まで働くのが当たり前だと、疑いもしませんでした。
でも、
支出を見直し、投資を始め、
資産形成を“自分ごと”として捉え始めると、
こう思えるようになってきました。
👉 「これ、定年前に経済的自立できる可能性あるな」
「早期リタイア」とは、何に対して早いのか
ここで改めて考えます。
RE=早期リタイア。
この「早期」とは、何に対して早いのでしょうか。
一般的には、
「定年より前に仕事を辞めること」
とされています。
でも、その前提はもう崩れている
かつては、
定年まで働けば、
退職金と年金で老後は安泰。
そんな前提がありました。
しかし今は、
・終身雇用は当たり前ではない
・年金だけでは不安が残る
・退職金も当てにできるとは限らない。
・定年後も働く人が増えている
退職金という前提も盤石ではありません。
実際には、退職金制度そのものがない企業も増えてきていますし、
あったとしても金額は年々縮小傾向にあります。
企業側からすれば、退職金には法的な義務はなく、
維持されているのも“慣習”に近い側面があります。
👉 「退職金がある前提で人生設計すること自体がリスク」
と捉えておいた方がいいのかもしれません。
実際に会社を見ても、
いわゆる「働かないおじさん」と呼ばれる人たちが、
会社にしがみつくように働いていたり、
逆に、
60歳前後でも強い負荷で働き続けている上司もいます。
その姿を見て、こう思いました。
👉 「この人たちは、いつまで働き続けるんだろう?」
👉 「これは“選んでいる”のか、それとも“選べない”のか?」
僕が考えるREの意味
だからこそ、僕はこう考えています。
REとは、
単に「若くして仕事を辞めること」ではなく、
「定年後も働き続けることが必須ではない状態になること」
ではないかと。
定年時点でも、それは十分に“早期”ではないか
もしこれからの時代、
定年後も働くのが当たり前になるのであれば、
定年時点で
👉 「もう働かなくてもいい」
という状態にあることは、
十分に“早期リタイア”と呼べるのではないでしょうか。
40代後半からでも遅くない理由
この考え方に立つと、
資産形成に「遅すぎる」という概念はかなり薄れます。
僕の場合、
約15年という時間が残っている状態で気づけました。
これは確かに有利です。
ただ、
仮に60歳からだったとしても、
資産運用はそこからでも続けられます。
重要なのは、
👉 「いつ始めたか」ではなく、「始めたかどうか」
です。
今の自分の立ち位置を知るだけでも、次にやるべきことは見えてきます。
「結局お金が必要では?」という現実
もちろん、
経済的自立にはお金が必要です。
これは間違いありません。
ただ、
ここで多くの人が見落としている前提があります。
支出はコントロールできる
結局のところ、
多くの人は「使いすぎている」だけです。
僕自身もそうでした。
高額な固定費を当たり前のように垂れ流していた時期があります。
例えば、見直していなかった保険や、
なんとなく維持していた車のコストなどです。
でも、
まずは考え方を整理した上で、具体的な見直しに進みますが、支出を最適化するだけで、資産形成のスピードは大きく変わります。
分かれ道はシンプル
ここまでの話をどう受け取るかで、
これからの人生は変わります。
・考えない人
→ 言い訳を探し続け、終身労働を受け入れる
・考える人
→ たとえゴールに届かなくても、確実に前に進み続ける
この差は、時間とともに大きくなります。
まとめ
FIREは、
若いうちに仕事を辞めることではなく、
「働かなくてもいい状態」を作ること。
そしてそれは、
定年のタイミングであっても、
今の時代なら十分に意味があります。
最後に
特に、40代・50代で
「もう遅いかもしれない」と感じている方にこそ、
この考え方は知っておいてほしいと思っています。
資産形成を考えるのに、遅すぎるということはありません。
今日が一番若い日です。
そして、考え始めた人からしか、未来は変わりません。
次にやること
まずは知識を入れることからで十分です。
何も知らないままでは、何も判断できません。
本記事は筆者の個人的な見解・実体験にもとづく情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。実際の投資判断はご自身の責任において行ってください。特定の金融商品・サービスの購入を推奨するものではありません。





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