NISAのオルカン20本、どれを選ぶ?迷ったらこの2本でOK【実質コスト比較】

投資商品・ファンド分析

オルカンに投資することは決めた。
でも最後に迷うのがここです。

「同じ全世界株式なのに、なぜこんなに種類があるのか?」
「結局どれを買えばいいのか?」

この記事では、その答えをはっきり出します。

結論:迷ったらこの2本でOK

結論:迷ったらこの2強でOK!

✅王道:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
 →迷ったらコレ。実績・純資産ともに最強。
✅新星:楽天・プラス・オールカントリー
 →楽天証券ユーザーならコレ。超低コストでSlimに迫る実力。

このどちらかを選べばOKです。
それ以上の最適化は正直ほぼ誤差です。

この記事では、なぜこの結論になるのかを「実質コスト(=運用成績)」から説明します。

※ファンド名称として「オルカン」という略称は本来「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を指しますが、この記事では「全世界型株式ファンド」の総称として使用する場合があります。


どっちを選べばいい?

結論をさらにシンプルにします。

・迷ったら → eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
・楽天ユーザー → 楽天・プラス・オールカントリー

以上です。

ここで悩む時間は、リターンにほぼ影響しません。

やらなくていいこと

  • 信託報酬の0.01%差で悩み続ける
  • 新しいファンドを追い続ける
  • 短期の成績で乗り換える

これらはすべて、リターンにほぼ影響しません。

というより、悪影響を及ぼす可能性の方が高いです。

重要なのは、

早く始めて、長く持つこと

なぜこの2本でいいのか?

理由はシンプルです。

同じ指数なら差は「コスト」だけ
そしてこの2本が最も優秀だから

コストは「信託報酬」だけではなく、隠れコストも含めた実質コストで考える必要があります。

そしてその結果は、すべて「基準価額(=運用成績)」に反映されます。

つまり、

実際の成績で比較するのが一番正確

ということです。

比較対象:NISAつみたて投資枠の全世界ファンド

今回比較対象とするのはNISAつみたて投資枠で購入できる全世界型のファンドです。
その一覧がこちら

NISAで買えるオルカン20本の実質コスト比較一覧

金融庁が厳選した長期投資向けファンドとはいえ、
全世界型だけで20本。

正直、多すぎます。

行動経済学でも、

「選択肢が多すぎると人は選べない(ジャムの法則)」

と言われています。

だからこそこの記事では、実質コストで絞り込みます。

比較方法(※読み飛ばしOK)

※ここからはデータの根拠です。結論だけ知りたい方は読み飛ばしてOKです。

投資信託の基準価額は、設定日が違うとチャートでの単純比較ができません。
そこで今回は、

  • 最も古いファンドを基準に
  • 日々の騰落率の差を累積

という方法で比較しています。

信託報酬や”隠れコスト”と呼ばれる

「運用してみないとわからないコスト」も最終的には基準価額に返ってきます。

基準価額の増減を直接比較することでトータルコストの優劣を明らかにしていきます。

【6年比較】長期で見ると差は無視できない

(※データ詳細:読み飛ばしOK)

オルカンファンドの信託報酬と実質コストの一覧

6年間で最大約3.4%の差。
年利換算で約0.56%。

Slimのリターンを年利7%と仮定し、100万円を30年運用すると、

約110万円の差になります(760万円ー650万円)

同じ指数に投資しても、

ファンド選びだけでこれだけ差が出る

ということです。

※日本を含む商品と除く商品の混在により、チャート形状が大きく異なっています。

【3年比較】やはりSlimが安定して強い

(※読み飛ばしOK)

日本を含むファンドで比較

オルカンファンドの実質コスト詳細比較

3年でも傾向は同じ。

  • eMAXIS Slimがトップ
  • 次点で競争力があるファンドが続く

ただし差は縮まっており、

「上位ならどれでもいい」に近づいています

参考:日本除く

オルカンファンドの実質コスト試算比較

【1年比較→直近2ヶ月】楽天が存在感を出してくる

(※読み飛ばしOK)

1年比較

推奨オルカンファンド2本の実質コスト比較

Slimが抜群の安定感で首位

直近2ヶ月比較

オルカンファンドの実質コストまとめと推奨結論

ここで楽天オルカンが急浮上。

  • 純資産の急増
  • 運用の安定
  • コストの安さ

この3つにより、

Slimと並ぶ選択肢に

結論(再確認)

ここまでの比較をまとめると、

✔ 最優先

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

✔ 有力対抗

  • 楽天・プラス・オールカントリー

この2本でOKです。

補足:日本を除くオルカンはどう考える?

結論から言うと、

基本は「日本含む」でOK

日本を除くのは、

  • 個別株で日本に投資している
  • 人的資本が日本に偏っているから金融資本は日本を入れたくない

など、明確な理由がある場合のみです。

その他ファンドの扱い(重要)

✔ 上位4本(実質どれでもOK)

  • eMAXIS Slim
  • 楽天
  • はじめてのNISA
  • Tracers

このあたりは誤差レベル


△ 選ばなくてもいい

  • たわらノーロード
  • Smart-i など

悪くはないが積極的に選ぶ理由なし


❌ 今からは選ばない

  • 旧eMAXISシリーズ
  • 高コスト系ファンド

同じ指数で負ける理由を作るだけ

記事で比較したファンドのコスト差が、長期の資産額にどう影響するか確かめてみてください。
信託報酬の表示値だけでなく、運用報告書で確認できる実質コストを「年率コスト」欄に入力すると、より正確な影響が把握できます。

まとめ

オルカンは「世界経済の成長」に乗る投資です。

だからこそ、

ファンド選びで無駄に悩む必要はありません

結論はシンプルです。

  • 迷ったらeMAXIS Slim
  • 楽天ユーザーなら楽天

これで終わりです。

あとは、

早く始めて、長く持つだけ

まだ迷っている人へ

「オルカンでいいのか?」から迷っている場合は、
一度こちらの記事に戻って整理してみてください。

👉 インデックスファンドの選び方(全体比較)

別の指数で選びたい人はこちら

👉 S&P500ならどれがいい?

👉 ハイテク重視で行くなら

【免責事項】
本記事は筆者の個人的な見解・実体験にもとづく情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資にはリスクが伴います。実際の投資判断はご自身の責任において行ってください。特定の金融商品・サービスの購入を推奨するものではありません。

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