NISAの「S&P500」19本、どれを選ぶ?迷ったらこの2本でOK【実質コスト比較】

S&P500に投資することは決めた。
でも最後に迷うのがここです。

「同じS&P500なのに、なぜこんなに種類があるのか?」
「結局どれを買えばいいのか?」

この記事では、その答えをはっきり出します。

目次

結論:迷ったらこの2本でOK

結論:迷ったらこの2強でOK!

✅王道:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
 →迷ったらコレ。実績・純資産ともに最強。
✅対抗:楽天・プラス・S&P500
 →楽天証券ユーザーならコレ。超低コストでSlimとほぼ同格。

このどちらかを選べばOKです。

それ以上の最適化は、正直ほぼ誤差です。

この記事では、なぜこの結論になるのかを「実質コスト(=運用成績)」から説明します。

どっちを選べばいい?

結論をさらにシンプルにします。

・迷ったら → eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
・楽天ユーザー → 楽天・プラス・S&P500

以上です。

ここで悩む時間は、リターンにほぼ影響しません。

やらなくていいこと

  • 信託報酬の0.01%差で悩み続ける
  • 新しいファンドを追い続ける
  • 短期の成績で乗り換える

これらはすべて、リターンにほぼ影響しません。

というより、悪影響を及ぼす可能性の方が高いです。

重要なのは、

早く始めて、長く持つこと

なぜこの2本でいいのか?

理由はシンプルです。

同じ指数なら差は「コスト」だけ
そしてこの2本が最も優秀だから

コストは「信託報酬」だけではなく、隠れコストも含めた実質コストで考える必要があります。

そしてその結果は、すべて「基準価額(=運用成績)」に反映されます。

つまり、

実際の成績で比較するのが一番正確

ということです。


比較対象:NISAつみたて投資枠のS&P500連動ファンド

今回比較対象とするのはNISAつみたて投資枠で購入できるS&P500連動のファンドです。
その一覧がこちら

S&P500連動ファンド19本の実質コスト一覧

金融庁が厳選した長期投資向けファンドとはいえ、
S&P500だけで19本。

正直、多すぎます。

行動経済学でも、

「選択肢が多すぎると人は選べない(ジャムの法則)」

と言われています。

だからこそこの記事では、実質コストで絞り込みます。


実質コストで比較する(※読み飛ばしOK)

※ここからはデータの根拠です。結論だけ知りたい方は読み飛ばしてOKです。

投資信託の基準価額は、設定日が違うとチャートでの単純比較ができません。
そこで今回は、

  • 最も古いファンドを基準に
  • 日々の騰落率の差を累積

という方法で比較しています。

信託報酬や”隠れコスト”と呼ばれる

「運用してみないとわからないコスト」も最終的には基準価額に返ってきます。

基準価額の増減を直接比較することでトータルコストの優劣を明らかにしていきます。

【6年比較】長期で見ると差は無視できない

(※データ詳細:読み飛ばしOK)

ではまずは直近6年の運用成績を比較していきます。
つみたて投資枠対象ファンドで6年以上の実績があるのは6本。
これらの運用成績をグラフ化したものがこちら。

S&P500ファンドの信託報酬ランキング

7本の中で最も純資産総額の大きい、
つまり一番人気の高いeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が安定して上位にいます。

6年間で最大3%
年利に換算すると0.49%の差となります。

Slimのリターンを年利9%と仮定し、100万円を30年運用すると、

約170万円の差になります(1330万円ー1160万円)

同じ指数に投資しても、

ファンド選びだけでこれだけ差が出る

ということです。

【3年比較】やはりSlimが安定して強い

(※読み飛ばしOK)

S&P500ファンドの実質コスト詳細比較

3年でも傾向は同じ。

  • eMAXIS Slimがトップ
  • 次点でETFを直接購入するファンドが続く

ただし差は縮まっており、

「上位ならどれでもいい」に近づいています

【1年比較→直近5ヶ月】優秀なファンドは多いがSlimには勝てない

(※読み飛ばしOK)

1年比較

推奨S&P500ファンド2本の実質コスト試算比較

年利0.1%以内(黒線)で争うファンドが9本あります。

直近5ヶ月比較

S&P500ファンドの長期実質コスト試算結果

年利換算0.1%で収まるファンドが6本に減少。

中でも楽天・プラスが粘っており、

  • 純資産の増加
  • 運用の安定
  • コストの安さ

この3つにより、

Slimと並ぶ選択肢に

結論(再確認)

ここまでの比較をまとめると、

✔ 最優先

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

✔ 有力対抗

  • 楽天・プラス・S&P500

この2本でOKです。

その他ファンドの位置付け

推奨S&P500ファンド2本の総合評価まとめ

✔ 上位5本(実質どれでもOK)

  • eMAXIS Slim
  • 楽天・プラス
  • My SMT
  • たわら
  • はじめてのNISA

このあたりは誤差レベル

※JAバンクは純資産額小さいため避ける


△ 選ばなくてもいい

  • iFree
  • iシェアーズ など

悪くはないが積極的に選ぶ理由なし


❌ 今からは選ばない

  • 旧eMAXISシリーズ
  • 農林中金 など

同じ指数で負ける理由を作るだけ

記事で比較したファンドのコスト差が、長期の資産額にどう影響するか確かめてみてください。
信託報酬の表示値だけでなく、運用報告書で確認できる実質コストを「年率コスト」欄に入力すると、より正確な影響が把握できます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

40代から資産形成に本気で取組み
1年で純資産1000万円増を達成。
「今さら遅いかも…」
と不安な方へ、
データと実体験に基づく合理的な資産形成を発信しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次